手を伸ばさないと、届かない恋だと思っていた

えっ!また!?

「いや、いいよ……」

「でも、もう暗いし!」

そう言って天川くんは窓の方を指さした。

本当だ、冬だからかな……。って!

「天川くん、狙ったでしょ!!」

「えへ、バレた?」

そして意地悪そうな笑みを浮かべた。

「送ってくよ〜。」

「う、うん。ありがとう?」

「素直に感謝してよ〜。」

「ごめん。」