手を伸ばさないと、届かない恋だと思っていた

私たちはおなじ専門学校に向かう。悠人くんのカフェを継ぐつもりで

「おはようまりー。いい天気だね!」

「おはよ!紗良、めっちゃ可愛い!」

「ありがと!まりもすんごく可愛いよ!天使みたい!」

そう言って抱きついてきた。紗良は3年生の時に転校してきて仲良くなった。

「ちょっと、まりから離れて。君は付き合ってないんだから」

「はーい。まあそうだよね〜彼氏の特権だもんね〜」

「言い方恥ずかしい!」

そう言うとみんなで笑った。この日常ももう終わりだ。