手を伸ばさないと、届かない恋だと思っていた

天川視点

「あっ、綾月さん!」

「あ……」

目の前で綾月さんが車にはねられた。

「綾月さん、大丈夫!?」

意識がない。嘘でしょ……。

「だれか、救急車っ!」

みんな呆然と見てるだけで助けてくれない。

「もしもし、!」

『火事ですか。救急ですか。』

「救急車お願いします!友達が車にはねられて……。」

『場所は?』