「本当は何してたか、わかるでしょ?」
「わかんないよ」
ありさは高のそばに寄り、何やら小さく耳打ちした。正子を抱いたこと、その時のことを囁くように伝えると、高はにっこり笑って頷いた。
それから昼ご飯を食べ、買い物を楽しんだ後、全員でパーキングエリアを後にした。
観光バスに乗り込むと、愛斗と正子は自然と隣同士に座った。旅の疲れもなんのその、二人は肩を寄せ合い、話をしたり、そっと手を繋いだり、頬を寄せ合ったり——誰の目も気にならないかのように、イチャイチャと甘い時間を過ごした。
そんな時間が一時間ほど続いた頃、バスは目的地に到着し、全員が降りて解散となった。
「じゃあ、またね」
「お疲れ様」
他のメンバーがそれぞれ帰路につき、気づけば正子と愛斗だけがその場に残った。
正子が「それじゃあ私も帰るね」と歩き出そうとしたとき、愛斗が慌てて彼女の手を掴んで引き止めた。
「あの……正子さん、よかったらこれから俺の家に来ない? もう少し一緒にいたいんだ」
正子は驚いたように目を瞬かせ、すぐに柔らかく笑顔を浮かべて頷いた。
「うん、いいよ。行くね」
二人は駐車場へと向かい、愛斗の車に乗り込むと、そっと唇を重ねた。
短くて温かなキス。
それから愛斗がエンジンをかけ、車は静かに走り出した。
街の灯りが流れていく中、二人はただ隣にいるだけで、それだけで十分に幸せだった。
家に着くと、愛斗は鍵を開けて「どうぞ」と正子を中に招き入れた。玄関を上がりリビングへと進むと、改めて二人きりの空間に包まれ、話をしながら自然と距離が近づいていく。肩が触れ、手が触れ、見つめ合うだけで気持ちが高まり、そのまま抱きしめ合い、キスを交わし——甘い時間がゆっくりと流れていった。
そうこうしているうちに夜も更け、お腹が空いてきた。
正子は「何か作るね」とキッチンに立ち、愛斗のためにオムライスを作ってくれた。ふわふわの卵に包まれたケチャップライス。テーブルに並べられたそれは、見た目からして温かくて美味しそうだ。
「いただきます」
「いただきましょう」
一口食べると、口いっぱいに幸せな味が広がった。
「正子さん、このオムライス、本当に美味しいです!」
「ありがとう。愛斗くんが好きそうな味にしてみたの」
笑い合いながら食べ進め、二人できれいに完食した。食後もソファに並んで座り、話をしながらまたイチャイチャと甘え合い、気づけば時計は午前零時を回ろうとしていた。
「もうこんな時間……遅くなっちゃったから、そろそろ帰るね」
正子が立ち上がろうとすると、愛斗はすぐに手を伸ばして彼女の手を握りしめた。
「まだ帰らないで。もっと一緒にいたいです。正子さんがいいです」
「……私も、まだ帰りたくないな」
そうして正子が泊まっていくことになった。
お風呂を沸かし、順番に入ることにし、先に愛斗が入り、次に正子が入る。
湯気の中で一日の疲れを流し、二人ともお風呂から上がると、それぞれ部屋着に着替えてベッドルームへと向かった。
柔らかな明かりの中、ベッドに腰を下ろした二人は見つめ合い、そっとキスをした。
唇が触れるたび、指先が触れるたび、お互いの温もりが心から伝わってくる。愛斗が正子を求めるように身を寄せると、正子は愛おしそうに彼に応え、深く愛してくれる——。
「あっ……気持ちいい……」
正子は愛斗のことを一番に考え、ゆっくりと、そして丁寧に、何度も続けてくれる。愛斗はその愛情に包まれ、思わず声が漏れるほどに心から満たされていく。そして最高の瞬間、愛斗は正子の口の中に全てを委ねた。
正子はそれを受け止め、優しくティッシュに移してから、愛斗の腕の中へと身を沈めた。愛斗は彼女を強く抱きしめ、その温もりを全身で感じながら、この瞬間が永遠に続けばいいと心から願った。
「正子さん……愛してる」
「私もだよ、愛斗くん。愛してる」
二人は抱き合ったまま目を閉じ、静かな夜に包まれながら、やがて穏やかな眠りについた——。
「わかんないよ」
ありさは高のそばに寄り、何やら小さく耳打ちした。正子を抱いたこと、その時のことを囁くように伝えると、高はにっこり笑って頷いた。
それから昼ご飯を食べ、買い物を楽しんだ後、全員でパーキングエリアを後にした。
観光バスに乗り込むと、愛斗と正子は自然と隣同士に座った。旅の疲れもなんのその、二人は肩を寄せ合い、話をしたり、そっと手を繋いだり、頬を寄せ合ったり——誰の目も気にならないかのように、イチャイチャと甘い時間を過ごした。
そんな時間が一時間ほど続いた頃、バスは目的地に到着し、全員が降りて解散となった。
「じゃあ、またね」
「お疲れ様」
他のメンバーがそれぞれ帰路につき、気づけば正子と愛斗だけがその場に残った。
正子が「それじゃあ私も帰るね」と歩き出そうとしたとき、愛斗が慌てて彼女の手を掴んで引き止めた。
「あの……正子さん、よかったらこれから俺の家に来ない? もう少し一緒にいたいんだ」
正子は驚いたように目を瞬かせ、すぐに柔らかく笑顔を浮かべて頷いた。
「うん、いいよ。行くね」
二人は駐車場へと向かい、愛斗の車に乗り込むと、そっと唇を重ねた。
短くて温かなキス。
それから愛斗がエンジンをかけ、車は静かに走り出した。
街の灯りが流れていく中、二人はただ隣にいるだけで、それだけで十分に幸せだった。
家に着くと、愛斗は鍵を開けて「どうぞ」と正子を中に招き入れた。玄関を上がりリビングへと進むと、改めて二人きりの空間に包まれ、話をしながら自然と距離が近づいていく。肩が触れ、手が触れ、見つめ合うだけで気持ちが高まり、そのまま抱きしめ合い、キスを交わし——甘い時間がゆっくりと流れていった。
そうこうしているうちに夜も更け、お腹が空いてきた。
正子は「何か作るね」とキッチンに立ち、愛斗のためにオムライスを作ってくれた。ふわふわの卵に包まれたケチャップライス。テーブルに並べられたそれは、見た目からして温かくて美味しそうだ。
「いただきます」
「いただきましょう」
一口食べると、口いっぱいに幸せな味が広がった。
「正子さん、このオムライス、本当に美味しいです!」
「ありがとう。愛斗くんが好きそうな味にしてみたの」
笑い合いながら食べ進め、二人できれいに完食した。食後もソファに並んで座り、話をしながらまたイチャイチャと甘え合い、気づけば時計は午前零時を回ろうとしていた。
「もうこんな時間……遅くなっちゃったから、そろそろ帰るね」
正子が立ち上がろうとすると、愛斗はすぐに手を伸ばして彼女の手を握りしめた。
「まだ帰らないで。もっと一緒にいたいです。正子さんがいいです」
「……私も、まだ帰りたくないな」
そうして正子が泊まっていくことになった。
お風呂を沸かし、順番に入ることにし、先に愛斗が入り、次に正子が入る。
湯気の中で一日の疲れを流し、二人ともお風呂から上がると、それぞれ部屋着に着替えてベッドルームへと向かった。
柔らかな明かりの中、ベッドに腰を下ろした二人は見つめ合い、そっとキスをした。
唇が触れるたび、指先が触れるたび、お互いの温もりが心から伝わってくる。愛斗が正子を求めるように身を寄せると、正子は愛おしそうに彼に応え、深く愛してくれる——。
「あっ……気持ちいい……」
正子は愛斗のことを一番に考え、ゆっくりと、そして丁寧に、何度も続けてくれる。愛斗はその愛情に包まれ、思わず声が漏れるほどに心から満たされていく。そして最高の瞬間、愛斗は正子の口の中に全てを委ねた。
正子はそれを受け止め、優しくティッシュに移してから、愛斗の腕の中へと身を沈めた。愛斗は彼女を強く抱きしめ、その温もりを全身で感じながら、この瞬間が永遠に続けばいいと心から願った。
「正子さん……愛してる」
「私もだよ、愛斗くん。愛してる」
二人は抱き合ったまま目を閉じ、静かな夜に包まれながら、やがて穏やかな眠りについた——。

