槇野くんの言いたいことはわかる。もし5人制のバスケットボールに戻るとしたら、中途半端だと。フリースタイルや3on3をしてる人たちに失礼だと思っているのだと思う。だけど、こういう時、私は何を言っていいかわからなくなってしまう。
こんな時、他のみんながいてくれて良かったと思う。
「なあ、まっきー、考え過ぎだって。お前、真面目だなあ。あのな、まだ16。例えば16のお前は部活でバスケするって決めたとする。でも高校生活の部活はたった3年、実質もっと短い。大学行く頃にはやっぱ3on3するーって言っても全然いいわけだ。もっと年取って大人になって25歳でフリースタイル初めてもいいわけだ。裏切ったわけでもない。もっと色んな選択肢があったっていいんだよ。16のお前には部活! 部活がちょうどいい。それだけのことだ」
ああ、本当にその通りで山地くんがいてくれて良かったなぁって安堵のため息を吐いた。
「りっくん、何で25歳なの?」
「え、大人って感じじゃん。俺の中で25、大人、超大人」
由紀恵に突っ込まれて、二人で仲良く喋ってる。ここに来る道のりの面持ちとは全然違う二人につい笑ってしまう。
「選択肢……か」
槇野くんはしみじみと、そう言った。
「選択肢が全部、バスケット関連だけど……気持ちわかるなあ」
梨花子が、あははって声をあげて笑った。
こんな時、他のみんながいてくれて良かったと思う。
「なあ、まっきー、考え過ぎだって。お前、真面目だなあ。あのな、まだ16。例えば16のお前は部活でバスケするって決めたとする。でも高校生活の部活はたった3年、実質もっと短い。大学行く頃にはやっぱ3on3するーって言っても全然いいわけだ。もっと年取って大人になって25歳でフリースタイル初めてもいいわけだ。裏切ったわけでもない。もっと色んな選択肢があったっていいんだよ。16のお前には部活! 部活がちょうどいい。それだけのことだ」
ああ、本当にその通りで山地くんがいてくれて良かったなぁって安堵のため息を吐いた。
「りっくん、何で25歳なの?」
「え、大人って感じじゃん。俺の中で25、大人、超大人」
由紀恵に突っ込まれて、二人で仲良く喋ってる。ここに来る道のりの面持ちとは全然違う二人につい笑ってしまう。
「選択肢……か」
槇野くんはしみじみと、そう言った。
「選択肢が全部、バスケット関連だけど……気持ちわかるなあ」
梨花子が、あははって声をあげて笑った。



