「どうしたの? また急に」
青空の下、ベンチに座ると槇野くんはそう聞いて来た。それは疑問に思うだろう。約束なんてなくてもいつも会っているのだから。
「槇野くんの事を、みんなに知って欲しい」
「……みんなって?」
「あ、あのね、私の両隣の二人も来るの」
「ああ、えっと……」
「左側にいるのが和田梨花子」
「うん、女バスの子だよね。何回か喋ったことある。話しやすいよね」
胸がツキンと痛い。軽く胸を押さえて続けた。
「右側にいるのが、福谷由紀恵」
「うん、あの可愛い子だよね」
胸がツキンツキンと痛い。『可愛い』とか、槇野くんでも言うんだ。
「うん。そう、二人ともすっごいいい子でね、梨花子はすっごいバスケに一生懸命で、由紀恵はすっごい可愛いし、いつもニコニコして、だから、きっと槇野くんも仲良くなれると思う!! りっくんも来るから賑やかだろうけど……あはは! はは……」
自然に言ったつもりだけど、何か最後は乾いた笑いになってしまった。槇野くんは私の事をじっと見ると、「無理はしないで」といつかみたいに言った。
「してない、してない、みんなと一緒の方が楽しいかなって」
「うん、そうだね。ありがとう」
槇野くんは照れ臭そうに笑った。
「ごめん、俺……手のかかる奴みたいになって。たまたま席が近かっただけなのに……お世話になって」
と、申し訳なさそうな顔をした。
青空の下、ベンチに座ると槇野くんはそう聞いて来た。それは疑問に思うだろう。約束なんてなくてもいつも会っているのだから。
「槇野くんの事を、みんなに知って欲しい」
「……みんなって?」
「あ、あのね、私の両隣の二人も来るの」
「ああ、えっと……」
「左側にいるのが和田梨花子」
「うん、女バスの子だよね。何回か喋ったことある。話しやすいよね」
胸がツキンと痛い。軽く胸を押さえて続けた。
「右側にいるのが、福谷由紀恵」
「うん、あの可愛い子だよね」
胸がツキンツキンと痛い。『可愛い』とか、槇野くんでも言うんだ。
「うん。そう、二人ともすっごいいい子でね、梨花子はすっごいバスケに一生懸命で、由紀恵はすっごい可愛いし、いつもニコニコして、だから、きっと槇野くんも仲良くなれると思う!! りっくんも来るから賑やかだろうけど……あはは! はは……」
自然に言ったつもりだけど、何か最後は乾いた笑いになってしまった。槇野くんは私の事をじっと見ると、「無理はしないで」といつかみたいに言った。
「してない、してない、みんなと一緒の方が楽しいかなって」
「うん、そうだね。ありがとう」
槇野くんは照れ臭そうに笑った。
「ごめん、俺……手のかかる奴みたいになって。たまたま席が近かっただけなのに……お世話になって」
と、申し訳なさそうな顔をした。



