──GW
私はN高の体育館にいた。K高の女バス以外でギャラリーにいたのは……私だけ。かと思ったら「結構いるね」
「そう、人気あるのよバスケ部。ちなみにね、向こうのユニフォームの5番つけてる人……の彼女があちら」と、梨花子がこっそり教えてくれた。
「え、K高の人?」
「そう、ややこしい。うちのキャプテンの彼女がN高で、N高の5番の彼女がうちの高校。ちなみに中学の同級生だって」
「なるほど」
私は梨花子のゴシップの強さに苦笑いして、チラリとその彼女さんを盗み見た。
「あ、あの人、綺麗で有名な石橋先輩だ……」
「うん、綺麗だよね。でも向こうの5番、渕上さんもイケメンだよー。しかもバスケ上手いの。こっちの4番の工藤先輩とポジション一緒だからね。マッチアップは見もの」
石橋さんから少し視線をずらすとその横にこれまたすごい可愛い人がいて……N高のセーラー服を着ていた。すぐにわかる。あの人が工藤先輩の彼女だ。
練習試合とはいえ……試合前独特の張り詰めた空気に体育館は静まり返っていた。
私は自分が出るわけでもないけど、試合の時はいつも緊張で心臓がドキドキした。
ブルーのユニフォームがうちの高校だ。その中に槇野くんの姿を見つけた。
私はN高の体育館にいた。K高の女バス以外でギャラリーにいたのは……私だけ。かと思ったら「結構いるね」
「そう、人気あるのよバスケ部。ちなみにね、向こうのユニフォームの5番つけてる人……の彼女があちら」と、梨花子がこっそり教えてくれた。
「え、K高の人?」
「そう、ややこしい。うちのキャプテンの彼女がN高で、N高の5番の彼女がうちの高校。ちなみに中学の同級生だって」
「なるほど」
私は梨花子のゴシップの強さに苦笑いして、チラリとその彼女さんを盗み見た。
「あ、あの人、綺麗で有名な石橋先輩だ……」
「うん、綺麗だよね。でも向こうの5番、渕上さんもイケメンだよー。しかもバスケ上手いの。こっちの4番の工藤先輩とポジション一緒だからね。マッチアップは見もの」
石橋さんから少し視線をずらすとその横にこれまたすごい可愛い人がいて……N高のセーラー服を着ていた。すぐにわかる。あの人が工藤先輩の彼女だ。
練習試合とはいえ……試合前独特の張り詰めた空気に体育館は静まり返っていた。
私は自分が出るわけでもないけど、試合の時はいつも緊張で心臓がドキドキした。
ブルーのユニフォームがうちの高校だ。その中に槇野くんの姿を見つけた。



