そして、それをそのまま由紀恵は口にする「なに、梨花子、その人にホの字なの? 」
「由紀ちゃん、『ホの字』って縄文の人?」
「『縄文』て、昭和でいいっしょ」
山地くんが由紀恵につっこんで、山地くんに梨花子がつっこんで、ボケたい人でいっぱいだけど
「そんなんじゃなくてさ、本当、憧れるよね。アイドルみたいなもんだよ。他校に可愛い彼女がいる」
「あー、そうね。フリーなわけないよね」と、由紀恵。
「わかるわかる。私もそんな人いたわ。先輩でさ」と私も同意した。恋ではないけれど夢中になったあの感情。
「そうそう、バスケをする場所がないって槇野が言ってて思い出したんだけど……うちの体育館、2年前に改修してるらしいんだよ。綺麗っしょ?」
うん、と頷く。綺麗だ確かに。
「その改修で体育館使えなかったからその間はN高で合同練習してたんだって。部活だと他校の体育館使えるのもいいよね。で、だ。工藤先輩、その合同練習中のN高のギャラリーにいた女子をナンパしたらしいよ。それが今の彼女なんだって」
「……マジか」
「どこに出会いがあるかわからないよねえ。工藤先輩は『ナンパじゃないっつの』って必死になってたけど、そんなとこも可愛い。そこからまだ彼女と続いてるらしいし、一途なとこにも好感が持てる」
あまりにも梨花子が褒めるから、ちょっとその工藤先輩、見てみたくなった。
「由紀ちゃん、『ホの字』って縄文の人?」
「『縄文』て、昭和でいいっしょ」
山地くんが由紀恵につっこんで、山地くんに梨花子がつっこんで、ボケたい人でいっぱいだけど
「そんなんじゃなくてさ、本当、憧れるよね。アイドルみたいなもんだよ。他校に可愛い彼女がいる」
「あー、そうね。フリーなわけないよね」と、由紀恵。
「わかるわかる。私もそんな人いたわ。先輩でさ」と私も同意した。恋ではないけれど夢中になったあの感情。
「そうそう、バスケをする場所がないって槇野が言ってて思い出したんだけど……うちの体育館、2年前に改修してるらしいんだよ。綺麗っしょ?」
うん、と頷く。綺麗だ確かに。
「その改修で体育館使えなかったからその間はN高で合同練習してたんだって。部活だと他校の体育館使えるのもいいよね。で、だ。工藤先輩、その合同練習中のN高のギャラリーにいた女子をナンパしたらしいよ。それが今の彼女なんだって」
「……マジか」
「どこに出会いがあるかわからないよねえ。工藤先輩は『ナンパじゃないっつの』って必死になってたけど、そんなとこも可愛い。そこからまだ彼女と続いてるらしいし、一途なとこにも好感が持てる」
あまりにも梨花子が褒めるから、ちょっとその工藤先輩、見てみたくなった。



