私は人に甘えるのが苦手で、抱え込みがち。だからこそ、甘えることができた蓮に恋心をいだいていた。
・・・でもそれが私の完全なる一方通行とはね。
自分で言っていて悲しくなる。
私の正面の窓から見える、雲に覆われた夕日は。
私の今の状況を、完全に映し出していた。
この状況を逆転できる術はあるのだろうか。きっと、あるよ、あるに決まってる。
そう思いながらも、私の心の中は、諦め9割・希望1割。今更何をやっても変わらないよって投げやりな気持ちが多い。
・・・そんなに簡単に諦められるほどの気持ちだったのかということも悲しい。それなりに蓮はちゃんと好きでいたはずだった。私の気持ちは、蓮が好きではなくて、蓮に恋している自分が好きだったのだろうか。自分の気持ちがどんどんわからなくなる。
いろんな気持ちが入り混じって泣いていた時、顔にあたっていた夕日に影かかかった。

