拾ってくれたイケメン男子はなんと人気Vtuber⁉︎

「ならさ俺愛鈴ちゃんの、Vtuber名考えたんだけど、言っていい?」
「うん。いいよー。」
もう考えてくれたんだ。
「『ひなた』ってどうかな?」
「「「ひなた?」」」
「うん!名前の意味は、いつか日なたのように温かくなれますようにっていう意味なんだ!」
「それ、いいね。」
「可愛いじゃん!」
「…五十嵐愛鈴が、いいならいいんじゃないか?」
それぞれのメンバーから、いいことを言ってもらえた。
「で、どうかな?別に嫌だったらいいんだよ、無理しなくても。」
「…いいですね。ひなたってVtuber名。」
「よし、じゃあVtuber名は、これでいいね。あとは、メンカラと、挨拶を決めよー。」
そう言って張り切っていた。




「ふう、今日は、いろんなことがあったなー。」
あの後、いざ考えようとしたら、9時を回りそうになっていて、明日考えることになったんだ。そして今、兄さんの家に帰ってお風呂に入って、自分の部屋にいるところだ。
お風呂もすごいんだよ。家のお風呂に露天風呂あったし、もう大きすぎてもはや『温泉』に入ってるみたいだったんだ。
「コンコン」
ドアを叩く音が聞こえた。
「愛鈴ちゃん。入っていい?」
「いいよー。」
そう言って、兄さんが私の部屋のドアを開けた。
「今日さ、ごめんね。」
「え?なんで謝るんですか?」
「…だって、今日いろんなことがあったでしょ?それにききと日和は結構ぐいぐい言ってたし。」
「そんなことないです!それに私、すごく嬉しかったから、初めて『親友』ができた気がして、光闇のメンバーにもなれた?と思ってるし…と、とにかく兄さんが謝ることなんて何一つないです!」
これだけは、断言できる。兄さんが、謝るなんてそんな事ないもん。
「あ、あと、私、言い忘れてたことがありました。改めて、私をここの家に住ませてくれて、ありがとう!」
そういうと、
「そんなの当たり前でしょ、だってナンパされてたもん。助けないことないもん。」
そう言って兄さんは私の部屋を出た。今の時間を見ると11時を回っていたから、私は布団に入った。