君が描いた色の中で、もう一度君に恋をする

「よし、じゃあさ。二択質問クイズしない?」

「なにそれ?」

こてん、と首を傾げる私。

『可愛い……ってそうじゃない』

……え?翼。私の顔、好きなの?そう思った瞬間、なんだか急に恥ずかしくなって、視線をそらした。

「例えばさ、和食と洋食、どっちが好き?とか」

「あ、なるほど!」

私は少し考えている。

「えっと……悩むなぁ。お寿司は大好きなんだけど、パスタも好きだし……う、うーん」

腕を組んで、本気で悩んでいる。これは決められないよね。

「ははっ、そんなに悩まなくても! 簡単なのでいいって!」

翼が笑った。

「ちなみに俺は和食派! 米がないのは辛い!」

「なるほど」

なんだか、翼らしい気がする。

「じゃあ次の質問、蒼井が考えて」

「わ、わかった! えっと……」

うーん。私すごい悩んでたな。今言われても悩んでしまうけど。

『めっちゃ悩んでる。かわいい』

っというか…翼の可愛いレベル、低くない?さっきからちょっとしたことで可愛い判定されてない?私。