極甘クールな芸能人幼なじみの意地悪な溺愛デート編




気合いをいれたら後ろからぼそっと寝言が聞こえた。



「……よ、ござ、ます」




やっぱり夢の中でまで仕事してるんだ。
そう思ったらお腹に回った手から逃げるわけにはいかなくなった。



くすぐったくても我慢。
待って、そこは……。
ひ、ひゃぁぁ。
叫びそうになったけど口を塞いでなんとか乗りきった。




浅い呼吸でなんとかそれに耐えぬいて、その手が止まった時がやっとの深呼吸タイム。




ホッとしてナツ君の寝息に合わせて息をしていたら、だんだん眠くなってきた。
こんなにどきどきしてるのに、安心してついうとうとしてしまう。




でもすぐにバチンと覚醒したのは、ナツ君の手が触り心地のいい場所を探してまた彷徨いだしたから。




着地点に辿り着くまでの動きにすら、のけ反りそうになったのに、ひたすら耐えた末の着地点は太ももの上だった。
だ、大丈夫。
ここは学校で触られたからきっと大丈夫……だと思う。



だけど無意識だからか手加減がなくて冷や汗が出てきた。
裾の中に入ってくるし、軽く撫でられたり時々ぎゅっと掴んできたり。



動かないように、声を出さないように必死に耐えてる。
今ものすごく頑張ってる。
ちゃんと我慢できてるはず。



でも静止していたはずの手は、そのままウエストの方に上がっていって、同時に部屋着の裾がその位置までめくれ上がってしまった。