「えだちゃーん。」 終礼が終わると私はえだちゃんに声をかけた。 「ん?なに?」 教壇から降りようとしていたえだちゃんは私の声に反応をして振り向いた。 「進路調査書のことなんだけど…。」 「あー、はいはい。」 「どこの大学に進学したらいいか選択肢が多すぎて分かんなくて〜…どんな風に調べたらいいの?」 私がそう尋ねると、えだちゃんは「んー。」と唸ってから、「そうだ。」と続けた。 「浅生先生が進路担当だし、浅生先生に相談してみて。」