「せんせー!」 私は昨日と同じように喫煙所を覗き込むと、タバコを咥える浅生先生に目掛けてそう声を掛けた。 浅生先生は私を見るなりげっ、と今にも言いそうなしかめ面をした。 そんな顔、しないでよ。 さっきまでのポジティブな心にちくりと鋭い痛みが襲う。 その痛みで、やっぱりこの好きっていう言葉は本心だったんだって気づいた。 そんな痛みも吹き飛ばすくらい、私はとびっきりの笑顔を作った。