「おはよー。」 後ろから葉月の声が聞こえてきた。 「何、こんな早く来るなんて珍しいじゃん。」 そう言って隣に並ぶ葉月を、私は半泣きで見つめた。 「やばい、葉月助けて…。」 「え、何?どうしたの?てか、クマやばっ。」 葉月はギョッとしながら私に尋ねた。 私は少し躊躇ってから、意を決して口を開いた。