先生に、100回目の告白。⑴


「なんていうかさあ。今もうどうしたらいいかわかんないなら、とりあえず自分のことだけ考えておけばよくね?」


「…自分のことだけ?」


「うん。浅生がどうとか関係なしに、自分がどうしたいかだけ考えればいいじゃん?」



葉月はそう言うと、改めて私をまっすぐ見つめた。



「こはるはどうしたいの?」



私は、どうしたい?



葉月の言葉に合わせて、私も自分に問いかけてみた。





私は……





私は、きっと何があったって先生が好きだ。




過去にどんなことがあったとしても、




それで私の気持ちが変わるわけじゃない。




そうやって、伝えたい。




先生にまっすぐ伝えたい。




もう誰も好きにならないって言う先生に、




私は何度でも




「私は先生が好きです」




って伝え続けたい。