「やっほー。」
夏休みも半ば。
真上に登る太陽が、私に肌をじりじりと焼いて痛みすら感じる今日この頃。
「おひさー。」
私は駅前のファミレスの前に立つ葉月に手を挙げるとそう返した。
それから2人で店内に入っていった。
店内はひんやりとした空気が広がっていて、うざったい汗もゆっくり引いて乾いていく。
「あー喉乾いたっ。」
運ばれてきたお冷を一気に飲み干すと葉月はそう言った。
そんな葉月を眺めながら私もこくりと一口水を飲み込んだ。
「…なんかあった?」
「え?」
怪訝そうな顔でそう尋ねる葉月に、図星を突かれた私は目をきょろきょろと泳がせた。
「……わかりやすすぎ。」
そう言って葉月は軽く笑うと、「で、どうしたの。」と改めて尋ねた。

