先生に、100回目の告白。⑴


「はい、これ。」



私がトランクに駆けつけると、先生は私のキャリーケースを軽々と持ち上げて、そっと地面に置いた。



「ありがとうございます!」



私はそうお礼を言いながら、なんでか先生の方を見ることができなかった。



そんな私のことなんて何にも気にしていないように、先生はフッと小さく笑った。



「また、学校でな。」



そういう先生の声が、いやに優しくて



私は思わず顔を上げた。