先生に、100回目の告白。⑴


「…きろ、……起きろ、日向。」





聞き慣れたその低く落ち着いた声に、私はパチリと目を開けた。



「ん…。」



ゆっくりと顔を起こして窓の外を見ると、私の家の玄関が見えた。




あ、もうついたんだ…。



水族館の近くのレストランでご飯を食べたところまでは覚えてる。



……その後車に乗って、いつの間にか寝ちゃってたみたい。





いびきとかかいてなかったよね……?



私がそう不安に思っていると、先生は「荷物、下ろすな。」と言って運転席から降りた。



隣で寝息を立てている美柑さんを起こさないように、そそくさと降りた。