先生に、100回目の告白。⑴


「ねえ、こはるちゃん。」



先生の言葉に打ちひしがれてふらふらと水族館を歩いていると、弘樹さんが後ろから声を掛けてきた。



「なんですか?」



私がくるりと振り返ると、弘樹さんは遠くでぼーっと水槽を眺めている先生をちらりと見てから口を開いた。



「連絡先、教えて?」



突然のお願いに、私は一瞬目を丸くした。


そんな私に弘樹さんはクスッと笑ってから、



「司とのことで何かあったら、相談乗れるしさ。」



と言って、ポケットから携帯を取り出した。


確かに。そうかも。




同じ男性目線で知れたらデカいかも。



「はい!もちろんです!」


そう元気よく返事をして私も携帯を取り出した。