「本当だ、可愛いね。」 「わっ。」 いつの間にか隣に来ていた弘樹さんの声が、耳元で聞こえて、私は今度こそ驚きの声が漏れた。 ち、ちかっ。 弘樹さんの顔がすぐ真横にあって、私はなぜだか恥ずかしくなった。 …こんなに近いのは、なぜ?? 妹みたいに思われてるから?? それとも大人っていうのは、この距離感が普通なのかな…? なんて思っていると、「お前近すぎ。」という先生の声と、頭をペチンと叩く音が聞こえた。