先生に、100回目の告白。⑴


「ごめんね、あんな話しちゃって。」




布団に入り電気を消すと美柑さんはそう言った。



「……司は人殺しなんかじゃないって、どうしても伝えたかったの。」


そういう美柑さんの声は切実さが滲んでいて、


「知りたかったので、逆に良かったです。」


そう夜の闇に浮いてしまうほど明るい声でそう返した。





本当は分からない。



知った方が良かったのか知らない方が幸せだったのか。



もう知ってしまった以上考えても仕方がないのに、なぜか考えることをやめられなかった。