先生に、100回目の告白。⑴


「…俺は、もう誰かを愛することなんてないよ。」






そう言う横顔は誰よりも哀しそうで。



ぎゅうっと胸が押しつぶされたように痛んだ。



なんで、そんな顔をするの。



誰がそんな顔をさせるの。



ぐちゃぐちゃに混ざった感情が滲む瞳でじっと先生を見つめた。





「なんで、なんですか。」



やっとのことで漏れた声は、情けないくらいに震えていた。



知りたい、でも怖い。



「教えたら全部諦めてくれるか?」



どこか懇願するような視線に、私は思わず目をそらした。



「そんなの、理由によりますよ…。」



弱々しく言い返す私に、先生はフッと笑うとゆっくりと口を開けた。












「俺は、人殺しだからな。」










その言葉を聞いた瞬間、私の心臓は一際大きく脈打った。