先生に、100回目の告白。⑴


「お前は俺の何を知ってんだ?」




え?


何…?


その冷たい視線に、嫌な汗が滲んだ。




「浅生先生…?」


いつもと様子が違う先生に、私は困惑しながらもその名前を呼んだ。


「全部なんて知らないくせに、適当なこと言うな。」



いつもより一際低いその声に、私は嫌なドキドキを覚えた。





なんで、



私また変なこと言っちゃった…??



だけどここで引き下がりたくなくて



負けじと先生を睨んだ。




「じゃあ教えてよ、先生の全部!」




そしたら、全部好きだって言っても怒らないの?



だったら、教えてよ。



私は先生に全部を愛する覚悟があるのに。



そんな気持ちを込めて睨む私に、先生は目を伏せてフッと笑った。