「浅生先生…。」 見上げると浴衣姿の浅生先生が立っていた。 「浴衣姿もかっこいい…。」 そう言って一瞬舞い上がった心も、すぐに急降下してしまう。 「なんか飲むか?」 見かねた先生が目の前にある自販機を指差すとそう聞いた。 「コーヒー牛乳飲みたいです…。」 喉の渇きを思い出して、そうぽつりとこぼした。 「はいはい。」 そう言って先生は苦笑しつつも、自販機にお金を入れた。 「はい。」 そう言って差し出される牛乳瓶を、私は「ありがとうございます。」と言って受け取った。