先生に、100回目の告白。⑴


「こはるちゃんってしっかりしてるね〜。」



しっかりしてる!?



私が!?!?



そんなこと今まで一度も言われたことがなかったから、



「えへへ、」



と照れ笑いを浮かべた。




「こはるちゃんって、司のことが好きなのって、本当?」


「えっ!?な、なんでですか!?」



のほほんとした声で飛んだ爆弾をぶち込む弘樹さん。



焦る私に弘樹さんは「はは、分かりやすっ。」と笑った。




「なんで口悪いし性格も態度も悪い司のことが好きなの〜?」



ほわほわした口調とは裏腹に結構キツい物言いの弘樹さんに、私は苦笑いを浮かべながら答えた。



「あはは、確かにそうですけど…でも芯に優しさを感じるんです。」



そう言いながら玉ねぎをひっくり返すと、綺麗に焼き目が付いていて。



「え、見てください!めちゃ綺麗!」



そう言って玉ねぎを指さして笑った。



「ね、本当に綺麗だ。」



弘樹さんも同じように笑ってくれたから嬉しくなった。