先生に、100回目の告白。⑴



「逆に、先生は高校生の時どんな感じだったんですか?」


私がそう尋ねると、先生はすかさず、「日向、余計なことを聞くんじゃない。」と嗜めた。


「余計なことじゃないもん!大事なことだし!」


「そうだよねえ、大事なことだよね?」


美柑さんも私に便乗すると、先生は「あーそうですか。」と投げやりに返した。




「司は高校生の時モテモテだったよ。」


弘樹さんがそう言うと、美柑さんが「ムカつくくらいにね。」と付け足した。


「ええ!そうなんですか!?」



すごいなあ、でもそうだよなあ。


きっと先生になったくらいだから頭が良くて。


顔もかっこよくて。


それでいて優しいんだもん。


そりゃモテますよね。


わかってはいるけど、ちょっと嫉妬した。