「逆に、先生は高校生の時どんな感じだったんですか?」
私がそう尋ねると、先生はすかさず、「日向、余計なことを聞くんじゃない。」と嗜めた。
「余計なことじゃないもん!大事なことだし!」
「そうだよねえ、大事なことだよね?」
美柑さんも私に便乗すると、先生は「あーそうですか。」と投げやりに返した。
「司は高校生の時モテモテだったよ。」
弘樹さんがそう言うと、美柑さんが「ムカつくくらいにね。」と付け足した。
「ええ!そうなんですか!?」
すごいなあ、でもそうだよなあ。
きっと先生になったくらいだから頭が良くて。
顔もかっこよくて。
それでいて優しいんだもん。
そりゃモテますよね。
わかってはいるけど、ちょっと嫉妬した。

