「お待たせ〜!はい、こはちゃん。」
そこにちょうど美柑さんと弘樹さんが戻ってきて、美柑さんは私にペットボトルを手渡した。
「ありがとうございます!」
私がそれを受け取ると、「じゃあ、行くか。」と先生が言って、再び車が走り出した。
「司は、学校だといつもどんな感じなの?」
ドライブが始まってから少しした後、不意に弘樹さんがこちらを振り向いてそう尋ねた。
「うーん…。」
どういう感じって…
「先生はすっごく口が悪くて、でも優しいです!」
「おい。」
自信満々に言う私に、先生はすかさず突っ込んだ。
「先生だって、聞き慣れないな。」
そう言って笑う弘樹さんに、
「口が悪いって言われてますよ浅生先生〜!」
美柑さんも笑いながら先生を弄った。
そんな2人に先生はため息をつきながら「うるせー。」とぽつりと溢した。

