その先生の表情はいつの間にか柔らかくなっていて。 「ごめんなさい…。嫌ですよね、私がいるなんて。」 いつもだったら運命だなんだって騒ぐ私も、 今日ばかりは場違い感を感じてしまって、 消えてなくなりたい気分だった。 だけど先生は私を見て少しだけ目尻を下げた。 「もっと喜んだらどうなんだ。」 「え…。」 「俺と旅行だぞ?…まあ美柑と2人でって聞いてたのにおっさん2人がついてきたら嫌か。」 そう言って自嘲気味に笑う先生に私は勢いよく首を振った。 嬉しい!嬉しい、けど。