「あ、そうだ、私たち飲み物買ってないからコンビニ寄ってよ!」
車が走り出してから少しした後、美柑さんがそう言った。
「俺もなんか飲み物買いたいな。」
弘樹さんがそう賛同すると、浅生先生は「そうだな。」と言って、すぐ近くのコンビニへ車を停めた。
「こはちゃんと司の分も買ってくるよ!何がいい?」
そう言いながらシートベルトを外す美柑さんに私は慌てて「いや、私もいきますよ!!」と言った。
「まー、知り合いいたら気まずいじゃん?だから2人は乗ってていいよ!」
美柑さんの言葉に私は納得しつつ、「じゃあ、冷たいほうじ茶をお願いします…。」とおずおずと伝えた。
「はーい!」
「俺ブラックコーヒーで。」
「はいはい、じゃ、あとは2人でごゆっくり〜。」
意味深な笑みを浮かべて車のドアを締める美柑さんに、2人で苦笑いを浮かべた。

