先生に、100回目の告白。⑴


「私、帰りますっ。皆で楽しんでください!」



そう言って車から降りようとする私の腕を、美柑さんがぎゅっと掴んだ。



「いいのいいの、元はと言えば私がこはちゃんにも司にも言わずに誘ったのが悪かったんだから。ねえ、いいでしょ、司。」



美柑さんはミラー越しに先生を見つめた。



「…しょうがねえな。」



先生は観念したのか、渋々車を出した。



私は複雑な気持ちで先生の後頭部を見つめた。



なんか、申し訳ないな…。