先生に、100回目の告白。⑴


期末テストも終わって、終業式の日。



私はいつもみたいに喫煙所で浅生先生に突撃していた。



「明日から先生に会えなくて残念。」


近くの石段に腰をかけながらそうポツリと呟いた。



「そうか、俺は晴れやかな気持ちだ。」


いつもの調子で先生がそう返すから「ひどい!」と突っ込んだ。




「先生は夏休み中何をするんですか?授業なくて暇なんじゃないですか?」


「アホか。」


先生はそう言ってわざとらしくため息をついた。


「お前らが休んでいる間も俺たちは研修行ったり、なんだかんだで忙しいんだ。」


先生はワイシャツをパタパタとさせながらそう答えた。