先生に、100回目の告白。⑴


「それで、急にきてしまって申し訳ないんですけど、夏休みにこはるさんと1泊2日の社員旅行みたいなものをしたくて…。」



美柑さんはそう切り出して、本題に入った。



1泊2日の旅行にお母さんは最初難色を示したけど、社員旅行だから宿や交通費は美柑さんが出してくれること。


(何やら経費?で落とすと美柑さんにとって良いことがあるらしい。)



お母さんも「それなら…。」と了承してくれた。


「もちろん、こはちゃんのことは責任もって私が監督しますので。」



そういう美柑さんの頼もしさにお母さんも「よろしくお願いします。」と頭を下げた。



こうして私は晴れて美柑さんと旅行できることになった。



今まで葉月の家におとまりとか、家族で旅行とかはあったけど、



家族以外の大人と旅行なんて初めてで、いろんな想像が膨らんだ。




凄く楽しい夏休みになりそう!




私は強く照らす日差しに期待を寄せて、夏休みを待ち侘びた。