先生に、100回目の告白。⑴


「あら、美柑さん?いつも心春がお世話になってます。」


美柑さんを連れて家に帰ると、よそ行きのお母さんが私たちを出迎えた。


「いえこちらこそ、こはちゃんには凄く助けられてます。」


「本当?この子昔からそそっかしいから迷惑かけてないか心配で…。」


「迷惑だなんて、本当によく働いてくれてますよ。」


「そう?それならいいんですけど…こはるも帰ってくると楽しそうにバイトのこととか話してくれるから、こちらこそ感謝したいです。」


ニコニコと笑う母に、美柑さんも同じように返した。