先生に、100回目の告白。⑴



「こはちゃんって、7/20と7/21って暇?」



徐にそう聞く美柑さんに私は頭の中でスケジュールを確認した。



「暇ですよ!あ、シフト全然入れますよ!」


「違う違う、バイトじゃなくてさ。」



美柑さんはそう笑いながら続けた。



「その日お店を閉めて旅行しようかなって思ってたんだけど、一緒にどう?」


美柑さんの突然の提案に、私は目をキラキラ光らせた。


「ほら、こはちゃん一生懸命はたらいてくれてるし、社員旅行みたいな感じ?どうかな?」


美柑さんと旅行!?!?

行きたい、行くに決まってる!!!


「行きたいです!」


私が元気よく答えると美柑さんは「よかった。」と柔らかく笑った。


「じゃあご両親にも許可貰わなきゃだね、今日はお家にご両親はいる?」

「はい、います!」

「じゃあ私から話して許可もらうからさ、こはちゃんのいえに行こっか。ついでに送ってくよ。」


そう言って車の鍵を手に取る美柑さんに、私は無邪気に「わーい!」と言ってついていった。