「え…。」 そこに立っていたのは、 「は……?」 紛れもなく浅生先生だった。 え? 浅生先生…だよね?? 何これ、夢??? そう思ってほっぺをつねっても、目を擦っても、ちゃんと眼鏡の仏頂面の先生が立っていて。 「な、なんでこんなとこに先生が!?」 「それはこっちのセリフだ!」 「…もしかして、美柑さんの幼馴染って、浅生先生?」 おずおずとそう言って顔を覗き込むと、先生は何かを察したのか大袈裟にため息をついて、手のひらで顔を覆った。