「おっはよー!」
早速下ろした髪を靡かせながら私は教室に入った。
「おはよー、…なんかあった?」
私の髪を指差す葉月に、私は髪をまた靡かせた。
「髪の毛下ろしてみたんだけど、どう?」
私がそう聞くと、葉月は私をまじまじとみて、
「いいじゃん。可愛い。」
と褒めてくれた。
「本当?嬉しい!」
葉月はお世辞を言わないって知ってるから、
ストレートな褒め言葉に思わずニヤけた。
「え、でも急にどうしたの?ずっとポニテだったじゃん。」
「大人っぽくなりたくて。」
「ふうん。いいじゃん。」
「そう?やったね!」
葉月と美柑さんからもらった言葉のおかげでだいぶ自信が持てた私は、
早く放課後にならないかなってウキウキしていた。

