先生に、100回目の告白。



「でもその人、全然振り向いてくれないんです。だからどうしたらいいのかなあ…って。」


そう言って思わず俯いた。


「えー!なんでこんなに可愛いこはちゃんに振り向かないの!?」


心底驚いてくれる美柑さんに、


「いっつもガキとか言われるんです。完全に女としてみられてないですよね?」


そう言って唇を尖らせた。


「ひどい!…でも私は天真爛漫なところがこはちゃんの良いところだと思ってるからなあ。」


「天真爛漫?」


「うん。それに無理に自分を捻じ負けてまで好きになってもらっても後が辛いだけでしょ?こはちゃんは一生大人っぽく生きていける?」


「確かに…。」


「でしょ?だからこはちゃんはそのままでいいと思う!でも、それでも大人っぽくなりたいんだったら髪の毛下ろしてみたりしてみたら?」


そう言いながら美柑さんは私のポニーテールを指差した。


「うーん、下ろすの似合う気がしないんですよねえ。」


あと髪の毛邪魔だし。結んでた方が楽なんだよね。


「そう?こはちゃん似合いそうだけど。一回取ってみたら?」


美柑さんの似合いそうだけど、という言葉にやっぱり単純な私はすぐにゴムを解いて髪を下ろした。