先生に、100回目の告白。



「お前この量一人でやるつもりだったの?」



浅生先生はしおりの束を手に取ると少し呆れたような声音でそう言った。



「んー、まあ色々あって。…手伝ってくれてありがとうございます。」



どういう経緯でこうなったのか説明するのもめんどくさくて少し濁した。



「いやまあ。」



そんな私の返事に先生は腑に落ちないような声音でそう言った。



「これお前の仕事じゃなくて、実行委員の仕事だろ?」




「いやあ…まあ手伝うって自分から言ったんで。やるって決めたからには一人でもやらなきゃって!」




そう。勝手に自分から首を突っ込んで引き受けたんだから、



あんまり実行委員の2人のことを悪く言いたくなくって。



いつもより元気に言った。



そんな私を見て先生は顔を歪めてただ、


「日向はお人よしだな。」


と言った。




「褒めてる?」

「さあな。」




興味なさそうに言う先生にちょっとムッとなって、




「…先生って本当よくわかんない。」



私はそうポツリと呟いた。