その日の放課後。 私と葉月は大量の紙の束に埋もれていた。 「…しおりのホチキス止めって、うちのクラスだけじゃなくて全クラス分だったんだ。」 「ちゃんと聞いといてよ…。」 呆れた様子の葉月に、私はすかざず「ごめん。」と謝る。 てか、 これを全部2人でやり切るなんて、 今日家帰れんの?? もしかして学校にお泊まり?? ……なんかそれはそれで楽しそうじゃん!? よーし、 頑張るか!! そう気合を入れてホチキスを手にしたところで、 ♩〜♩〜 着信音が流れた。