先生に、100回目の告白。


そう言い聞かせながら歩いていると、いつの間にか駅から一本横にそれた道に入り込んでしまったらしい。




こんな道、あったんだ〜。



見慣れない雰囲気の街並みにキョロキョロと辺りを見渡していると、




「アルバイト募集…??」



ちょうど視界に『アルバイト募集』の文字が見えて無意識にそのお店に吸い寄せられていく。






【ねこにみかん】



そう書かれた看板に近づくと、ほのかにコーヒーの香りが鼻をついた。




こんなところにカフェがあったんだ。



そう思いながら建物を見上げると、




な、なんかオシャレ…!




少し古臭さを感じつつもどこか温かみのある外装に私は胸を奪われてしまった。




…いやいや、バイトなんて!!

そんな暇ないってば!!!




手に持った本屋のビニール袋をぎゅっと握りしめながらも、気づけば私はねこにみかんのドアを開けていた。