先生に、100回目の告白。


浅生先生の笑顔って、なんでこんなにもずるいの?



一気に熱くなる頬を意識しながら、「ありがとうございます」とプリントをじっと見つめたまま伝えた。




「おう。じゃあ解けたらさっさと出して帰れ。」



そう言うと先生は立ち上がって、教壇へと戻っていった。



私はしばらく先生が書き残した図を見つめていた。






もう好きじゃないって。




この気持ちは忘れるって決めたのに。




その方が私は幸せだって思ってたのに。




先生に近づくたびに、先生の笑顔を見るたびに、どんどん気になってしまう。




もう、どうしたらいいの…。



私はプリントを見つめながら、キリキリと痛む胸の奥をどうにかしようと模索した。