地味子な私は超最強少女!?

昨日は、凛に少し好きバレしちゃったかな……。

まぁ、本当に好きな人には少しくらい、バレてもいいか。


すると、1メートルくらい、先のところから聞き覚えのある声が。



「凛ちゃん、おはよう。これ、さっき落としてたよ」

「ありがとう……!」

だれに話しかけているのかと思ったら、片想い中の凛だった。

「凛ちゃんって、サッカーが好きなんだよね?僕も好きなんだ」

「そうなんですね……あの、名前って……?」

「あ、言い忘れてた。僕は、隣のクラスだった、石橋あおい。今日から、このクラスに転校してきたんだ」

「じゃあ……これからよろしくねっ!」

俺よりも凛と親しくないやつに、凛の名前も趣味も知られていた。

とても嫌な予感がした。

あおいは昔からのダチでもある。

まさか……そんなことはないよな。

あおいが凛を好きになる、なんてことは。

俺は、心の底からそうでないことをねがり続けるしかなかった。