地味子な私は超最強少女!?

「やっほー」

あっ、莉子だ!

「やっほー!他のメンバーは?」

「まだ……あとちょーっとだけ待と」

「うん」

すると、誰かに肩をポン、と叩かれた。

「わっ。さなちゃん……さなだぁっ」

「遅れてめんご」

めんごなんて今どきだなぁっ。憧れるっ!

「さなぴ、はるは?」

「遅れてごめん」

って、今ちょうどキタァ!ナイスタイミング!

「大丈夫〜。店はもうここにあるから」

あ、ほんとだ。こんな近くにあったんだ。

「じゃ、はいろ〜」

ガラン、と和風なドアが開かれる。

中もすっごい綺麗だ。

「いらっしゃいませ〜。奥の席にお進みください」

おっ、座布団が敷かれてる席だっ。

「わぁ……すごい」

思わず、感心の声が漏れる。

「喜んでもらえてよかったぁ!ここは、和風料理店。昔ながら〜の風景を楽しめるんだ!あ、ちなみにここの店長うちのパパなんだー」

えっ!?て、店長が莉子のお父さん……っ!?

「お。莉子、来てくれたのかぁ。嬉しいなぁ。そのコたちは、お友達?」

「そうだよぉ!今日は打ち上げなの。パパの料理、楽しみにしてる」

親しみのある会話に心がほっこりする。

「いつも莉子がお世話になってます」

「「「こちらこそ!」」」

私はリコにお世話になりっぱなしだもん。

「じゃ、今日はスペシャル料理だ!楽しみにしててな」

スペシャル、って言われると、とってもワクワクしてしまう。