地味子な私は超最強少女!?

「今日は、スポーツ大会にお越しいただき、まことにありがとうございます」

会場に、アナウンスがひびきわたる。

すごい人………

周りには、強そうな人があちらこちらに散らばっている。

まぁ、私の才能を使えば勝てるんだけど。

そうしたら、一生懸命やってる人がかわいそうだな、って。

すると、はるの足がすくんでいるのに気づいた。

「はる?大丈夫?」

「だ、いじょうぶ……ではないかも……」

やっぱ、そうだよね。

「はる!緊張しちゃうかもだけど、大丈夫。やだったら、すぐに声かけてね」

「凛……」

「はるならできるよっ」

「俺も……凛とならできる気がする。がんばろう」

「うんっ!!」

これから始まる、勝負の時間。

絶対に、勝つからぁ!!

私は今まで一番の、本気パワーが実ったのである。