「さっきは『知らない人』なんて言ったけど、本当は知ってる。嘘ついてごめん」
凛にだけは嘘をつきたくなかった。それなのに……。
「嘘つくのは悪いことじゃないから大丈夫……!なんだけど……」
優しすぎ。
「かなのお姉さん、って……芽衣さん……!?」
「そう、だよ。でも、なんで知っているの?」
「芽衣ちゃんとは、私は仲良しだったの」
「えぇ!?」
どういうことか、俺には理解不可能だった。
でも、凛がいうことならなんだって認められる。
「芽衣って今じゃ、超人気モデルなんだよ」
凛もモデルになったら絶対人気になっちゃうだろうな。
「……まぁ、事実言っちゃうと、凛に嫉妬してただけ」
大切な凛に嫉妬なんかしてほしくないけど。
「でも、俺はいつでも凛が好きだから」
凛と話して思った。
俺は本当に凛が好きだったてこと。いや、『愛してる』ってこと。
本当に凛は、恋の反則だ。



