許せない。許さない。
ここでじっとしてられない。
気づけば自分の体が勝手に動いていた。
「何してるんですか」
「あー?はるをいじめてるに決まってんだろ。はるの彼女さん?(笑)」
「いじめんな」
「は?」
「はるをいじめんなって言ってんじゃん」
ドカッ
「いったぁーーーーーー!!!!!」
私は男子を蹴っていた。
「うわ。最低〜」
「最低で結構。」
なんでこんな言葉が出るんだろう。
でも、大事なはるを守りたかったから。
まだ、私を馬鹿にしている人もいる。
これは暴力とかじゃなくて、言葉で伝えよう。
「あの。はるになんの恨みがあるんですか」
「恨みなんか、たくさんよ。他の女の子には高嶺の花の存在なのに、
なんであんたみたいな地味なやつとだけ仲良いのかって」
「そうです。絶対にかな様の幸せの方が大事なのにっ!」
かな様の幸せ……?
「かな様とはるを付き合わせますね!」
小声でいっても聞こえてるよ。
そっか。やっと謎が解けた。
かなははると付き合いたかったのに、私が付き合っちゃったから怒ってるってわけね。
「はる、いくよっ」
私たちは急いで体育館裏にいった。



