凌と別れてから3ヶ月を過ぎていた。 この街に来てまだほんの僅かだった。 (でも…そんな…) 「まっ、まさか!」 動揺しながら大家さんからタオルを貰う。 「しぃちゃん、明日病院へ行こうねぇ。」 大家さんの口調が、とてもゆっくりとして暖かくて、妊娠と言う響きをしっくりとさせた。 真夜中まで眠れなかった。一人で布団の中で考えた。 (そういえば、ずっと生理きてなかった。いつも不順だからそんなふうに思わなかったけど……) もしこれが妊娠だったらどうしよう。