イトコのしぃちゃんが死んだ。 愛する人に愛されたくて死んだ。 「人は、その姿が消えて初めて愛されるのだ」と言っていた。 おじいちゃんが死んだ時を思い出した。 いつもはうるさいし、怖いし、嫌いだった。 でもある朝、もう二度と目を開ける事のないおじいちゃんを見て、涙が溢れた。 後悔も溢れた。 もっとおじいちゃんとお話したかった。 おじいちゃんの何をも理解しないまま、おじいちゃんは死んだ。 本当は大好きだった。涙はその意味だ。 けれどその時はもう伝えられなかった。 遅すぎたんだ。