私は明日の震える目を真っ直ぐに見つめ返し、それから湊先輩へと向き直った。
砂を噛むような、静かな波の音が響く。
「明日は……生まれつき、心臓に爆弾を抱えてるんです」
「え……?」
「激しい運動はもちろんできないし、感情が高ぶるだけでも発作を起こす。……そして、いつその心臓が完全に止まってしまうか、お医者さんにも分からないんです」
湊先輩の息をのむ音が聞こえた。
「だから明日は……『来年』とか『将来』の話をされるのが、一番嫌いなんです。約束されてもいない未来を見せつけられるのが、怖くて仕方ないから。だから——」
「もういい!!」
明日は耳を塞ぐように両手を当て、泣き叫ぶように吠えた。
砂を噛むような、静かな波の音が響く。
「明日は……生まれつき、心臓に爆弾を抱えてるんです」
「え……?」
「激しい運動はもちろんできないし、感情が高ぶるだけでも発作を起こす。……そして、いつその心臓が完全に止まってしまうか、お医者さんにも分からないんです」
湊先輩の息をのむ音が聞こえた。
「だから明日は……『来年』とか『将来』の話をされるのが、一番嫌いなんです。約束されてもいない未来を見せつけられるのが、怖くて仕方ないから。だから——」
「もういい!!」
明日は耳を塞ぐように両手を当て、泣き叫ぶように吠えた。

